FX情報商材購入 悪徳商品の見分け方
今回は、「リスクとリターンの関係」について説明させて頂きます。この考え方は、おかしなFX情報商材や詐欺的金融商品に引っ掛からないためにも重要になります。
リスクとリターンの関係
「リスクとリターンは基本的に同じになる」
FX・株・商品先物などの入門書を読むと必ずこういう事が書いてあります。これは単純にこういう意味です。
- ローリスクの投資法は基本的にローリターンである。
- ミドルリスクの投資法は基本的にミドルリターンである。
- ハイリスクの投資法は基本的にハイリターンである。
実際の金額に置き換えると
- 短期間で100万円儲かるかもしれない投資法は100万円損する可能性も高い
- 短期間で50万円くらいしか儲からない投資法は損も50万円くらいで済む可能性が高い
例えば、情報商材の宣伝HPなどでは「儲かった金額」が中心に書いてあります。購入検討の際には「同じくらい損をする可能性がある」という見方も同時にするとよいと思います。
「半年で資産倍増」
こうあったら同時にこの可能性も思い浮かべるのです。
「半年で資産半分」・・・の可能性もあるという事か。
大体こういうイメージです。「情報商材を買うな」という意味ではありません。注意して欲しいのは、「どうしても人間は儲かる部分だけを見て判断する傾向がある」という事です。
俺は短期で100万円儲かるほうでいくぞ!
こんな感じです。100万円損するかもしれないという可能性はかなり薄くなっています。
FX 情報商材購入の基本的考え方
この考えを元に考えると「FXでどういう投資法を実戦すれば良いのか」という方向性がみえてきます。皆さんが、FXの運用法を選ぶときにはこの考え方を基本とすると良いと思います。
間違ってもこういう投資法は存在しません。
「誰でもローリスク・ハイリターンで運用できる」
「誰でも」という部分と「ローリスク・ハイリターン」の2箇所に矛盾があります。
「ローリスク=ローリターン」が無理の無い考え方です。上記の「ローリスク=ハイリターン」の中で「ハイリターン」が正しいのであれば「ハイリスク」を覚悟しなければいけません。
高額な情報商材などで「短期で大儲け」という宣伝文句であれば、「短期で大損するかもしれない」という覚悟をして購入すべきなのです。
例え「リスクは低い」と書いてあってもその部分をそのままとってはいけません。「損切り」の判断と実行は投資運用の中でも「なかなかできないことの一つ」です。ここを甘く見ていると後で大変な思いをしてしまいます。
ローリターンをミドルリターンに引き上げる方法
でも、この「ローリターン」を「ミドルリターン」に引き上げることは可能です。
サヤ取りは「ローリスク=ローリターン」あるいは「ローリスク=ミドルリターン」と呼ばれています。リスクを低いままにしてリターンを少し大きくする程度であれば、時間をかければ誰にでも出来ます。
利益は技術向上によって大きくなる
「ローリスク=ローリタン」の状況を「ミドルリスク=ミドルリターン」とするのは、「運用技術を磨く事」で可能になります。
サヤ取りを続ける事で1回1回の利益は段々と増えていきます。リスクは基本的には変わりません。
それでも、利益が増えていくのは毎日の場帖・グラフ記入の作業によって運用技術が向上していくからです。前回お話した「サヤ取り成功者」達の話はこの運用技術の向上が継続していった結果です。
もっと技術を磨けば「ハイリターン」も可能です。株式サヤ取りなどで運用が好調な時などには一年で2倍になったという話しも聞いた事があります。
でも、いつも「ハイリターン」となれるには技術を磨き続けて「達人・プロ」の領域に入ったほんの一握りの人達だけです。
だから、「誰でもローリスク・ハイリターン」はおかしいのです。
例え、自動売買でもこの公式は成立しません。まあ、この辺はじっくりやれば利益も増えていく・・という感じで受け取って頂ければいいと思います。
まとめ
「リスクとリターンの関係」
高リターンの投資法は、リスクも高いという覚悟が必要です。儲かるほうだけに目を向けていると危険です。充分に注意しておきましょう。
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