実際にサヤ取りで資産を築いた人々
サヤ取りで資産を築いた人々にはどのような人がいてどのような特徴があるのかをまとめました。
サヤ取りは、もともと先物市場で盛んに行なわれていた投資法です。その後に株式市場でも使われ「アービトラージ」などとも呼ばれています。機関投資家などのプロの間ではサヤ取りは普通の売買として定着しています。
大成功した相場師の間でもサヤ取り成功者は数多くいます。この人達の成功の仕方がサヤ取りの特徴をよくあらわしています。
山崎繁次郎
山崎繁次郎は、米相場のサヤ取りで成功した相場師です。弟子のなかに「相場の神様」と呼ばれた山崎種二がいます。彼は、米屋として現物を扱いながら米の先物相場とのサヤ取りを行い、大きな財産を築きあげました。
彼は一生涯サヤ取りだけを続け、最後には莫大な遺産を残しています。
小池国三
小池国三は、株式相場のサヤ取りで有名だった人物です。彼は証券会社も経営しながらその資産を大きくしていきました。そして、後には銀行を買収して小池銀行という名前にしてしまったりします。
ちなみにその経営していた証券会社は、山一證券の前身でもあります。
彼もまた、相場運用では成功の内に人生を終えています。
「ちりも積もれば山となる」
サヤ取りはまさにこれなのです。
1回1回の利益は決して大きくはありません。でも何年・何十年も積み上げるととても大きな資産となっていきます。
堅実に資産を増やすサヤ取り
サヤ取り相場師の成功の過程をみるとこんな共通点があります。
- 資産はサヤ取りを続ける限りコツコツと増えていく。
- いきなり何十倍という大儲けの話は少ない。
- 大損という話しはほとんどない。
資産の増え方は大体ゆるい右肩上がりというイメージです。いきなりドカンと増えるような大きな利益はほとんどなく、コツコツと積み上げていく感じです。
1回1回の利益は大きくない代わりに、ルールを守っていれば大損もしにくいのもサヤ取りの特徴です。
- ローリスク・ローリターン
- ローリスク・ミドルリターン
などと呼ばれている理由がここにあります。こういう事を書いていると以下のような反論がよくあります。
俺は「ローリスク・ハイリターン」じゃなきゃ嫌だ!
簡単に儲かった・・ってのがよく出ているぞ!
これは投資商品売るための宣伝にすぎません。20年以上前からある古典的な方法です。こういうのに引っ掛かったら駄目ですよ。
うまい話には必ず落とし穴があります。
まとめ
「実際にサヤ取りで資産を築いた人々」
堅実に利益を積み上げていく。それを続けて大成功した人はかなりいます。
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